カテゴリ: お知らせ
2020.03.03
新型コロナ、NY市内とウェストチェスターで感染者
ニューヨーク州では先月までコロナウイルスの感染が確認されませんでしたが、3月に入りついにニューヨークでもコロナウイルスの感染者が確認されました。
NY州初感染確認 マンハッタン在住イラン渡航歴有
3月1日、ニューヨーク州で初のコロナウイルス感染者を確認。イランへの渡航歴有。
ニューヨーク州当局によると、感染者はマンハッタンに住む39歳女性。夫と一緒にイランに渡航。土曜日に軽度の呼吸器症状でMount Sinai Hospitalを訪れ、検査の結果新型コロナウイルスが陽性と判定されました。症状が軽いため、現在は自宅で療養しているとのことです。イランへの渡航に同行し夫も感染しているとみて、現在コロナウイルスの検査を受けています。女性はイランからの渡航後自家用車で帰宅したとのことで、帰路の感染拡大リスクは大きくないとのことです。
ウェストチェスターで感染者確認 NY州初の「市中感染」
3月3日、ニューヨーク州ウェストチェスター郡でもコロナウイルス感染者確認。NY州初「人からの感染」。
感染が確認されたのは、ウェストチェスター郡New Rochelle に在住し、マンハッタンで勤務する50歳男性弁護士。中国など感染地域への渡航歴がないため、当局はニューヨークで初、全米で5番目となる「市中感染(国内の人から人への感染)」と見ています。男性の家族や親せき、その子供が通学する学校が現在調査の対象となっております。また、男性は呼吸器疾患の症状が出たため、月曜日にBronxvilleの NewYork-Presbyterian Lawrence Hospitalへ入院。その後市内の病院へ輸送されました。現在は入院しており深刻な状態が続いているとのことです。また、この男性が公共交通機関の利用状況等を含め現在濃厚接触者を詳しく調査しております。
NY知事NY市長会見「アウトブレイク不可避」「冷静な行動を」
3月2日、ニューヨーク州クオモ知事は、新型コロナウイルスがアウトブレイクするのは「避けられない」との認識を示しめし、多くは軽症に終わると冷静な対応を求めました。また、現在CDCに1日1000人の検査体制を構築するよう求めているとのことです。また、デブラジオ・ニューヨーク市長は、ニューヨーク市が運営するヘルスケアシステムNew York City Health +には、各種感染症に対応するBellevue病院を含め1200床が利用可能であり、ウイルスが拡散しても対応できるとコメントしております。
MTA「地下鉄・バスを毎日清掃、72時間ごとに消毒」
現在ニューヨーク市内では学校や公共交通機関などを中心に警戒が広がっております。
MTAは感染拡大防止のため、清掃活動を強化。地下鉄の改札、駅の手すり、Metro Card、チケット自動販売機、その他頻繁に使用される箇所を毎日消毒。また、Long Island Rail Road、Metro NorthでDeep Cleanを実施。地下鉄の全車両とバスは72時間ごとに除菌しています。
ニューヨーク市内のユダヤ系学校では、感染の疑いが大きい生徒が一人いるとして本日学校を休校しました。
新型コロナウイルス検査対象基準
以の症状及び渡航歴がある場合、感染を広げる恐れがあるため、
必ず訪問する前に医療機関へ電話し、症状と渡航歴をお伝えください。
Clinical Features 臨床的特徴 | Epidemiologic Risk 疫学的リスク | |
Fever1 or signs/symptoms of lower respiratory illness (e.g. cough or shortness of breath)発熱または 下気道疾患の徴候/症状 (例、咳または息切れ) |
AND | Any person, including health care workers2, who has had close contact3 with a laboratory-confirmed4 COVID-19 patient within 14 days of symptom onset
発症から14日以内に |
Fever1 and signs/symptoms of a lower respiratory illness (e.g., cough or shortness of breath) requiring hospitalization
入院を必要とする発熱および |
AND | A history of travel from affected geographic areas5 (see below) within 14 days of symptom onset
発症から14日以内に |
Fever1 with severe acute lower respiratory illness (e.g., pneumonia, ARDS) requiring hospitalization4 and without alternative explanatory diagnosis (e.g., influenza)6
説明ができる診断名がなく、 |
AND | No source of exposure has been identified
感染源の特定なし |
ニューヨーク州・ニューヨーク市のコロナウイルス窓口
コロナウイルスのお問い合わせについては、以下専用窓口で行っております。
緊急の場合は 911またはお近くのER救急外来へご連絡下さい。
New York State Department of Health Novel Coronavirus Hotline
ニューヨーク州コロナウイルス専用相談窓口
TEL 888-364-3065
詳しくはニューヨーク州保健局のWEBサイトをご覧下さい。
New York City
コロナウイルス相談窓口
TEL 212-639-9675
“Department of Health, Coronavirus”
とお伝え頂ければ担当につながるとのことです。
詳しくはニューヨーク市のコロナウイルスに関するページを参照ください。
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066
2020.02.12
大西美代子(小児科)先生が2月より隔週月・土曜日診察開始!
ニューヨークでは数少ない日本人小児科認定医
大西美代子先生が2月より弊院にて診察を開始致しました。
乳幼児健診、学校健診、予防接種を含む小児の専門科として隔週月・土に診察頂きます。
■専門科
一般小児科、発達心理学博士
■提携病院
Weil Cornell Medical Center
■所属する学会
米国医師会、米国小児学会
■プロフィール
東京都出身、慶應義塾大学卒業、カリフォルニア大学サンタクルーズ校発達心理学博士号取得。親子関係と子どもの情緒発達の研究が専門。セントジョージズ医科大学卒業、SUNYダウンステートメディカルセンター小児科レジデンシー修了。Tribeca Pediatrics 常勤、マンハッタン院では隔週ベースで月4日間程診察を行う。
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066
2020.01.31
北米フジテレビ出演『新型コロナウイルスの対策』感染症専門医 斎藤孝先生
糖尿病による失明などのリスクや網膜症
高血圧症、動脈硬化などを検査
昨年非常勤で弊院にて診察頂いていた感染症専門医の斎藤孝先生にご協力頂き、北米フジテレビFujisankei Communications International, Inc.の番組、News Catch!にてコロナウイルスの対策についてお話頂きました。
Fujisankei Communications International, Inc.
新型コロナウイルス 私たちにできる対策は?
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066
2019.12.20
丹波靖子先生(家庭医療科)が12月よりマンハッタンとウェストチェスターで診察開始!
乳幼児から大人まで診察可能な家庭医療認定医
12月より丹波靖子先生(家庭医療科、ファミリー・ナースプラクティショナー)がマンハッタンとウェストチェスター双方で診察を開始されます。
丹波先生はニュージャージー、ニューヨーク州認定ファミリーナースプラクティショナー(家庭医療科)。家庭医療科の専門家として小児から子供、大人の外来・健康診断を担当。認定創傷ケアスペシャリスト。日本での経験を生かして、生活習慣病治療や予防へのアドバイスを提供。また乳癌と子宮がん検診等を担当し女性の健康問題を日本語で対応します。
■専門科
プライマリ・ケア(一般診療科/家庭医学科/内科/小児科/婦人科)
創傷ケア
■所属する学会
Japan Academy of Diabetes Education and Nursing
Pennsylvania State Nurses Association
American Nurses Association
Wound Ostomy and Continence Nurses Society
The Association for the Advancement of Wound Care
The Academy of Physicians in Wound Healing
■プロフィール
成田赤十字看護専門学校卒業。テンプル大学看護学部学士課程卒業。トーマス・ジェファーソン大学看護学部修士課程卒業。現在ペンシルベニア州、ニュージャージー州認定ファミリーナースプラクティショナー。認定創傷ケアスペシャリスト。日本での経験を生かして、生活習慣病治療や予防へのアドバイスを提供。また乳癌と子宮がん検診等を担当し女性の健康問題を日本語で対応します。又は、軽度の擦過傷から糖尿病による足病変や術後の傷の診察と治療をします。
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066
2019.10.01
10月より院内で眼底検査開始
糖尿病による失明などのリスクや網膜症
高血圧症、動脈硬化などを検査
ジャパニーズメディカルケアは日本の大手光学機器医療メーカー、Topconの高画質眼底カメラを新規導入致しました。新しく導入するTRC-NW400はフルオート、高画質で患者様にもやさしい低光量の設計となっております。
日本の健康診断・人間ドックでは眼底検査を一般的に行いますが、米国では一般的に眼科で眼底健診を受診するため、日系医療機関でも受診できる場所がありませんでした。当院では外部眼科医が読影を行う体制を確立することで、院内で健診と同時に実施が可能となりました。
瞳孔の奥にある眼底にはカメラのフィルムのような役割をする網膜があります。眼底検査では、眼底の血管、網膜、視神経を観察し、異常がないか確認を行います。
眼底検査によって、自覚症状がなくても失明などの重大な眼球の病気のリスクを確認することができ、早期発見・早期治療の可能性が広がります。眼底検査では網膜など眼の病気の診断を行いますが、その他にも動脈硬化や糖尿病による血管の病変、頭蓋内の病気の診断等も行うことが可能です。
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066
2019.10.01
宮崎郁先生(家庭医療科)が10月より毎週木曜日診察開始!
乳幼児から大人まで診察可能な家庭医療認定医
10月より毎週木曜日、家庭医療科認定医の宮崎郁先生が診察開始致します。
乳幼児から成人まで診察可能です。一般外来をはじめ、予防接種、乳幼児健診及び予防接種、人間ドックなどの診察を日本語で実施致します。
■専門科
プライマリ・ケア(一般診療科/家庭医学科/内科/小児科/婦人科)
家庭医学科認定医
宮崎先生はPCP(プライマリ・ケア・フィジシャン)です。
■プロフィール
栃木県出身。ケースウェスタンリザーブ大学卒業。オハイオ州立大学大学院医学部卒業。リバーサイドメソジスト病院でファミリー内科レジでンシー卒業。予防医学、栄養学、ファミリー内科専門。
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066
2019.07.19
先着100名様!レストランウィーク人間ドックキャンペーン
楽しんで食事を頂くことは、とても大切なことです。当院の人間ドックを受診後にレストランウィークでお食事を楽しみませんか?アメリカに住み始めてから魚介類の摂取量が減る方が多いかと思います。レストランウィークには全ニューヨーク300店舗以上が参加し、魚介類が美味しいレストラン、オーガニック料理を提供するレストランも多く参加しているため、この機会にヘルシーで美味しい料理を探してみるのはいかがでしょうか?
特典
当院B1コース以上の人間ドックをお申込みの方にレストランウィークでもご利用頂ける$26(レストランウィークランチ相当)のギフトカードをプレゼント。
期間
レストランウィーク期間中(2019年7月22日~8月16日)までに人間ドックをお申込み頂いた方、先着100名様が対象となります。
お申込み方法
本キャンペーンをご覧になった旨をご予約時にお伝えください。
年に1度の人間ドックで早期発見&早期治療
アメリカで生活する日本人は、
- 動物性油脂を多く含んだ食事の摂取
- 車社会からくる運動不足
- 異文化圏でのストレス
などのため、生活習慣病へのリスクが高く注意が必要です。
- 早期発見早期治療を行えばの治療の可能性が高まります。
- 症状がない場合も多く、定期的な健康診断が重要です。
近年当院で見つかったご症状を一部ご紹介いたします。
早急な治療で可能性が広がります。
がん
健康診断によって、がんが発見される場合もございます。がんは早期発見、早期治療がかかせません。NYには世界最高レベルのがん専門医療機関があるため、必要に応じてご紹介致します。
糖尿病
近日30代でも糖尿病を患う方が見受けられます。糖尿病が深刻化した場合、腎不全、網膜の異常などの合併症が発生し、場合によっては定期的な人工透析などが必要となる疾患です。
高血圧
高血圧は、放置した場合、三大合併症につながり、狭心症や心筋梗塞、脳出血や脳梗塞、腎臓では腎不全等の長期治療又は生涯治療が必要な疾患になります。
脂質異常症
コレステロールを多く含む食事を頻繁にされる方がなりやすい病気です。脂質異常症は胆石などの原因ともなります。必ずしも症状があるわけではありません。脂質異常症から胆石などになると、肝機能異常などにつながり、悪化した場合手術が必要となる可能性もあります。
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066
2019.07.19
今週末のニューヨークは40℃以上も?全米各地で猛暑の予想
ニューヨーク都市圏を含め、今週末は全米各地で今年一番の猛暑となりそうです。
NWS(アメリカ国立気象局)は7月17日、ニューヨーク都市圏3州(ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州)が今週末、危険な猛暑となると警告。特に今週土・日曜日は105℉(40℃)から115℉(46℃)に達するなど猛暑が続き、7月19日から21日に予定していたニューヨークシティ・トライアスロンは今週末の猛暑の予報によってキャンセルとなりました。ニューヨーク市の発表によると、熱中症による死亡の多くは、エアコンがない、またはエアコンがオフのまま過ごしたことが原因とのことです。今週末は不要な外出を避け、エアコンのある室内で過ごすことをお勧め致します。
熱中症対策のポイント
- できる限りエアコンのある場所で過ごしてください。
- 直射日光、極端な温度変化を避けて下さい。
- 特に太陽のピーク時(午前11時~午後4時)は、激しい運動を避けて下さい。激しい運動をしなければならない場合は、通常朝の午前4時から午前7時までの最も涼しい時間に行ってください。
- 屋外で勤務する場合、または体に負担をかける激しい仕事をする場合は、水を飲んだり、休んだり、日陰を見つけゆっくり休んでください。水分制限食を摂っている人や利尿薬を服用している人は、まず医師に相談してください。又、カフェインは利尿作用が含まれているため、カフェインを含む飲料は避けて下さい。
- 喉が渇いていない場合でも、15分ごとに水分を補給し、日陰で過ごしてください。水分だけなく塩分を摂取することも重要です。
- 熱を吸収しにくい軽く色の薄い衣服を着用してください。又、できるだけ吸水性、速乾性が高い素材の服装を選びましょう。
- 少量の食事を頻繁に摂って下さい。冷たいお風呂またはシャワーで体を冷やしましょう。
- 数分間でもお子様やペットを車の中に放置しないようにしましょう。窓が空いている場合でも温度は急速に上昇し、死に至ることがあります。熱い車の中にペットや子供が閉じ込められた場合、911に電話してください。
- 映画へ行く、ショッピングモールで買い物をする、プールやビーチで泳ぐなど、体を暑くしないような活動をしましょう。
詳細はニューヨーク市のWEBサイトをご覧ください。
ニューヨーク市緊急事態管理局&保健局:猛暑への対策
熱中症とは?
熱中症は体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調整機能が働かなくなる病気です。重要度によって以下3つの段階に分けられます。
重要度Ⅰ:応急処置で対処可:めまい・立ちくらみ・こむら返り・大量の汗
涼しい場所に移動し、体を安静にして水分補給を行ってください。
重要度Ⅱ:病院で受診:頭痛・吐き気・体がだるい・体に力が入らない・集中力や判断力の低下
涼しい場所へ移動し、体を冷やし、十分な水分と塩分を補給してください。症状の改善や水分を自力で摂取できない場合は受診が必要です。
重要度Ⅲ:入院して集中治療が必要:意識障害・けいれん・運動障害
涼しい場所に移動し、体を冷やしてください。又、911に電話をして救急車を呼んでください。
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066
2019.05.01
ウェストチェスター・ニューロッシェルの大学で結核発生
結核とは?
結核は英語で“Tuberculosis”といい、結核菌による感染症です。とても感染力が強く、主に咳などからの飛沫により感染します。そのため結核は肺に感染することが多いのですが、他の器官 ( リンパ節、骨や関節、皮膚、脳 ) などにも感染します。特に脳に感染した場合は深刻な症状をとなり、結核性髄膜炎による死亡率は約3割と高く、脳に重篤な後遺症が残る症例も多いと言われています。
結核の現状
結核は現在でも多い感染症で、世界の10大死因の一つに数えられており、感染症としては世界最大です。WHOによると、2016年には全世界で1040万人が結核にかかり、約170万人が結核で死亡しました。インド、インドネシア、中国、フィリピン、パキスタン、ナイジェリア、南アフリカ共和国の7か国で、全体の64%を占めています。
米国では結核「低蔓延国」BCG予防接種せず
結核の症状
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066
2019.04.16
当院院長がテレビFCI News Catchに出演!『アメリカではしかの感染が拡大。その感染力と予防法は?』
当院の院長中釜知則医師が米国在住の日本人向けテレビ番組、FCI News Catch!に出演致しました。今月に入りニューヨーク市でも非常事態宣言が発令されるなど、はしかの感染が急拡大。その感染力や予防法に関するVTRが以下FCIサイトにアップロードされておりますのでご覧下さい。
FCI ウェブサイト
https://www.fujisankei.com/video_library/living/measles-outbreak2019.html
お知らせ一覧

アクセス
Access

J medicalマンハッタン院
315 Madison Ave, Fl 17
New York, NY 10017
212-365-5066