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Japanese Medical Care > お知らせ > Uncategorized > 足の専門医、ジン先生が診察開始!

ジン先生のご紹介

2020年11月より幣院Manhattan院・Westchester院にて新しい診療科足病科にて、ジン先生(Innjea Park, DPM)が診察を開始致しました。
ジン先生は幼少期に父が日本の大学にて研究を行っている際日本に渡航した経験があり、日本語が堪能です。米国に帰国後New York Universityに進学した際も専攻は東アジアの研究・日本語を専攻。在学時、同校所属の著名経営学専門校NYU Sternの Center for Japan-U.S. Business and Economic Studies(NYU Stern日米経済経営研究センター)でアシスタントを行うなど日本への関わりを持ち続けました。
現在は研修医に指導を行う指導医として、New York, BroklyのWyckoff Heights Medical Center、およびNew York, Staten IslandのNorthwell Staten Island University Hospitalに在籍。ご自身の日本語スキルを活かしたいとして幣院にて診察を開始致しました。
ジン先生は主に足の手術を行う足外科医ですが、同時に通常の診察も行っております。

略歴
・New York大学経済学部卒業(東アジア研究・日本語専攻)
・New Jersey医科歯科大学生物学卒業
・New York足病医学大学卒業(足病医)
・Wyckoff Heights医療センター(Brooklyn)研修医

現在の所属
・全米足病科認定医
・全米足外科認定医
・Northwell Staten Island University Hospital (Staten Island)指導医
・Wyckoff Heights Medical Center(Brooklyn) 指導医

対応言語
・日本語、英語、韓国語

主な出版物
・ACFAS Scientific Literature Review: ‘A to P’ screw vs. posterolateral plate for posterior malleolus fixation in trimalleolar ankle fracture
・NYCPM Podiatric Medical Review, Vol.21: Literature Review of the Surgical Methods of Late-stage Freiberg’s Disease: Diagnosis and Treatment

足病科とは?

日本ではなじみがない足専門の診察・治療・手術を行う足病科(Podiatry)は米国で広く普及しています。

診察可能範囲:

・足(足に起因する疾患も含む)の疾病、けが、変形その他の診断、治療、手術、処方
・足の治療と併せた身体的治療

対象となる主な疾病:

・外反母趾
足の親指に形成される骨の隆起の一種です。外反母趾の原因はきつい靴などで、関節炎、骨変形場合によっては歩行困難を引き起こします。

・槌趾(つちゆび)
指先の真ん中が不自然に曲がっている状態です。症状が続けば足指の硬直、たこ、べんちなどに繋がります。

・足の爪
水虫が爪に感染した際に発生する白癬爪などがあります。足の爪が菌に感染した場合、他黄色に変色した後に徐々に濃くなり、爪が厚くなり、脆くなってきます。場合によっては爪がはがれることもあります。

・足の捻挫や骨折
足の捻挫や骨折の原因の多くは事故や怪我です。特にスポーツを行う方に多い症状です。

・水虫
水虫は足病科の一般的な症状です。足の皮膚、多くはつま先に白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の裏に増殖して起こる感染症です。多くはスリッパの共有などで感染し、靴の中など湿度が高い状況が続いた場合症状が悪化します。

・偏平足
偏平足の患者は、土踏(つちふまず)が無いことのことをいい、足立った時に足の裏が全体的に地面に接触します。通常は日常生活に支障はありませんが、特にスポーツを行っている人に対しては大きな影響があります。

・アキレス腱・かかとの炎症
アキレス腱の炎症や、踵骨の付け根にカルシウムが蓄積した結果である踵骨棘と、足底の組織炎症の一種である足底筋膜炎など。

足のたこ・魚の目
物理的圧迫を繰り返し受けることで発生。皮膚の角質が硬化して発症する。角質層が真皮にささり痛みを伴うものは鶏眼(魚の目(うおのめ))という。

・糖尿病に関連する足疾患
糖尿病が悪化した場合、足の神経を損傷することがあり、血液が足に循環しにくくなり、怪我ややけどをしたとき、その治療に通常よりも時間がかかり、細菌感染が起きやすくなります。足は心臓から最も遠いため、特に足に影響があるためです。また、動脈硬化が進行すると、血液が途絶え、短期間のうちに壊疽へと進行するケースがあります。

診察の流れ:

幣院では内科などのプライマリケアと同様の診察を行います。必要に応じて以下の対応を行います。
・レントゲンの撮影
・血液検査
・レーザーによる治療
・骨折の治療
・鎮痛剤、抗生物質、抗真菌剤などの処方薬、関節注射
・関節吸引、または関節周囲の空間から体液を除去する

足の手術:

・ジン先生は足の再建手術専門医で、必要に応じて手術を受けることも可能です。
・幣院内には手術可能な設備がないため、手術センターにて受診頂く必要がございます。

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